こんにちは。3期生です。今回はMOISの歴史について説明していきたいと思います。

ところで皆さんは、MOISの歴史についてどのようなことを知っていますか?日常生活の中で学校の歴史について考える機会はあまりないのではないでしょうか。しかし、学校の歴史について知ることで、よりMOISについて理解が深まったり新しい発見があったりすると思います。学校生活をさらに充実させるためにも、MOISの歴史についてみていきましょう。

1.大宮西高校との関係

 さいたま市は2014年、市立大宮西高校を2019年4月から中高一貫6年制である「さいたま市立中等教育学校(仮称)」に移行すると発表しました。当時は「2017年度をもって高校の新入生募集を停止する」という発表をしましたが、これでは大宮西高校と大宮国際中等教育学校の生徒が交流をする機会がなく、大宮西高校の伝統を引き継ぐことができないという一部の在校生や卒業生からの意見がありました。そのため大宮西高校の最後の卒業生となる学年と、MOISの新入生、つまり1期生が併存できるよう、新入生募集の停止は2018年度とする、と発表の変更を行いました。
 市教育委員会は「学年の差はあるが、1年間でも生徒たちが交流することで大宮西高校が培ってきたものが伝えられるのでは」とし、生徒の交流の場を設けました。

2.MOISの校舎

 大宮西高校で使われていた校舎の老朽化していることから、旧校舎を解体し新校舎を建設することとなりました。しかし全てが変わったわけではなく、皆さんもご存じの通り体育館と正門の門扉は継続して使用されています。また、体育館は避難所にも使用されるため空調機が設置されました。

3.タイトル

 開校した初年度である2019年4月に新中等1年生、つまり1期生が入学しました。市内での公立学校の中等一貫教育はさいたま市浦和区に位置する「さいたま市立浦和中学校・高等学校」に次いで2校目ですが、高校入試を行わない完全型の中高一貫校は、国立私立を通じて埼玉県では初の開校となりました。

4.MOISと呼ばれるようになるまで

 大宮国際中等教育学校の生徒は校名を略して「MOIS」と呼んでいますが、なぜMOISと呼ばれるようになったのでしょうか。大宮国際中等教育学校の英語の名称は「Municipal Omiya International Secondary School」であり、この頭文字を取ってMOISと呼ばれるようになりました。以前は「Municipal」を冠していなかったため「Omiya International Secondary School」の頭文字を取った「OISS」と呼ばれていたこともあったそうです。

5.まとめ

 みなさん、MOISの歴史について知ることができましたか?MOISの歴史を知ることでより学校のことが好きになったり、理解が深まったりしてほしいなと思います。

 最後までご覧いただき、ありがとうございました!