こんにちは。大宮国際中等教育学校(MOIS)の2期生です。この記事では、MOISのICT環境について紹介します!

1人1台のPC

MOISでは1人1台 PCが貸し出されています。このPCは、MOIS生が学習する上でとても大切な役割を担っています!他の記事を読んでいただくとわかるとおり、MOIS生は常にたくさんの課題を抱えていますが、それらのほとんどはPCで行われています。例えば、Wordで新聞を作ったり、PowerPointでプレゼンテーションを作ったりしています。

Word や PowerPoint を使うとこのようなものがすぐに作れます!

しかし、左の写真のようにWord で新聞などを作るのは難しいのではないか、と思う方がいるかもしれません。実は、ポスターや新聞などの課題が出る時は、先生が事前にテンプレートを用意してくださることが多く、その場合はそこに打ち込むだけで簡単に出来ます!また、手書きよりPC上でやることで、作業がとても速く進むのもメリットですね!

また、基本的なソフトウェア(Word, PowerPoint, Excel)に加え、グラフを描ける「GeoGebra」や動画の製作に使える「ムービーメーカー」などの便利なツールもPCに入っており、例えば「GeoGebra」の場合は数学の授業で自分の考えをグラフで表現したいときに使ったり、「ムービーメーカー」の場合は音楽の授業でMVを製作するときに使ったりします。1人1台のPCは、MOISの主体的で探究的な学びには欠かせないものになっています。

Classi と まなBOX

MOISのパソコンには、上記のほかに「Classi」と「まなBOX」という2つのソフトウェアが導入されています。

「Classi」は授業の持ち物や時間割の変更などの連絡や、1日を振り返る「学習記録」の入力に使います。また、「Classi」ではいくつかグループがあるので、例えば委員会の人たちへ向けた連絡はその委員会の人たちのみが所属しているグループに流すことができ、必要な人たちへ必要な連絡をすることが出来るのが特徴です。課題の提出日に関する連絡やテストの日程に関する連絡が配信されることも多いので、MOISの生徒は毎朝必ず確認しています。

「まなBOX」は課題の提出やテスト返却に使います。データ上で行う課題は全てこれを通じて提出、返却されるので、MOISの生徒の学習の要となる存在です。また、授業に使う資料をここからダウンロードすることも多く、「まなBOX」を使わない授業はありません。

Microsoft Office

MOISのパソコンには「Microsoft Office」も導入されています。

「Microsoft Office」の導入によって、MOISの学習環境は大幅に変わりました。MOISの学習において、ほとんどの授業でグループワークは欠かせません。例えば言語と文学の授業では、形成的評価課題としてグループでプレゼンテーションをする機会が多いのですが、以前まではみんなで1つのパワーポイント資料を作るのに1台のパソコンを使っていました。それでは同時に編集できるのが1ページに限られてしまったり、そのパソコンが不具合を起こしたら作った資料が使えなくなくなってしまったりということが起こってしまいますね。しかし、「Microsoft Office」を導入してからそのようなことは無くなりました。なぜならば、「Microsoft Office」では資料を共有することで複数人が同時に編集することができ、またオートセーブ機能があるのでデータ紛失の心配も無いからです。

おわりに

MOISのICT環境は学習を進める助けになり、また日に日に進化しています。それらについて少しでも知っていただけたら何よりです。

他にもこのサイトにはMOISの授業や校内環境についての興味深い記事がたくさんあるので、ぜひ目を通してみてください!