こんにちは。大宮国際(以下MOIS)の3期生です。今回はMOISの学習の理系分野について解説していきます。英語に力を入れていることは知っていると思いますがほかの分野でどんなことを行っているのか知っている人は多くないでしょう。そこでここでは理系分野(数学、科学)の2つについてMOISで行っている授業の特徴等を解説していきます。

●数学

★1 難易度について

MOISは中高一貫なので「体系数学」に沿って進みます。体系数学は進みが1年ほど速いです。MOISでは数学の中でも代数に関しては1年早く進みます。そのため今は2年の内容をやっていてもうすぐ2年までの代数はすべて終わる感じです。2年の時にほとんど全部終わり3年からは高校の内容を学習します。図形は大ほかの学校と体同じくらいです。だから数学が苦手な人はついていくのが難しいかもしれません。苦手でも好きなら自己学習で乗り越えられますが数学が嫌いな場合かなりきついです。ちなみに僕は理系なので数学が好き

でとても楽しく感じています。

★2 授業形式・内容

形式は基本的にプリントで行います。プリントには場面設定・問題が書いてあります。問題はその時間を通して身に付けたい知識を活用することで解ける問題で演習ではなく文章題(主に実生活であり得るもの)です。裏にはtermcheckでその日の授業で学ぶべき新たな言葉が書いてあります。その意味については先生の説明を受けて自分なりにまとめます。最後に問題演習がありその授業内、または次の授業のはじめに解説する感じです。言葉等については授業の終わり10分で簡単に説明する程度なのでじこがくしゅうが大切になってきます。

 

★3 自己学習へのサポート

数学が得意な人でもほかの学校より1年早く進むので難易度の高い問題に挑戦するのは難しいと感じる人は多いと思います。しかし安心してください。学校側はサポートしてくれます。一週間に2回程度朝または放課後の学年ごとに決められた時間に「mathgym」というのがあります。これは強制参加ではないですが数学が苦手な人はいったほうがいいです。

★4  課題について

課題は主に2種類あります。「テスト」と「レポート」です。そのほかに4term目~5

term目をめどに形成的評価テストがあります。形成的評価テストとは評価に直接は関係しない総括的評価テストの練習みたいなものです。総括的評価テストは直接成績に反映するものですが形成的評価テストと同じ形式なので復習が大事になってきます。

総括的評価対象がレポートの場合は形成的評価テストで理解度を測りますが課題として出すのはレポートなので授業内で取り組むことができます。

●科学

「科学」とは「理科」と同じなのですがMOISでの正式名称は「科学」なので科学にしています。どう違うのかは科学の最初の授業で考えたので秘密です。

★1 難易度について

学ぶ内容としてはそれぞれの学年に相当する内容なのですが高校受験がない分それだけの知識にとらわれず幅広いことを学習します。同じ内容でも高校で学ぶことを教えてくれたりもします。中3では一部高校の内容も扱うそうなので難易度は少し高めかもしれませんがそんなに普段の授業の理解には困っていません。

★2 授業形式・内容

形式は数学と同じく「プリント」です。各授業でプリントが配られます。プリントに書いてある内容は授業内容によって全く事なりますがある先生の問題提起に対する自分の考え、チームメイトの考えを書いたり仮説・実験方法・実験結果・考察を書いたり知識を描いたりなど様々ですが大切にとっておいたほうがいいことは確かです。授業では毎回PowerPointを使用しPowerPointは後日生徒が観覧できるようになるので復習の環境は整っています。

 ★3 自己学習へのサポート

とくにこれ、というのはないですが休んでいた場合には補講等を行ってくれます。

★4  課題について

課題の形式は様々です。今まではPT、筆記テスト、プレゼンテーション、調査レポート、観察準備レポート、実験レポートを行ってきました。筆記テストはかなり難易度が高いです。プレゼンテーションは短い時間内に詳しい知識を伝える必要があるのでかなり難しいです。レポートは期限まで1か月ほど時間がありますがかなり細かい内容を書かないと高評価を得られないので注意です。

今日はMOISの学習理系分野について解説してきました。次回は文系分野についての解説をします。同時に特殊教科の解説をする記事も書く予定なのでぜひそちらも併せて読んでみてください。

長い分を最後まで読んでいただきありがとうございました。受験生の皆さんは受験頑張ってください!自分に合った学校選びの一つとして使っていただければ嬉しく思います。それではまた!